牛肉研究所による第一弾の商品として壱岐牛生ハンバーグがございます。商品化して販売に至るまで様々な事がありました。約1年と3か月…..長い長い歳月がかかった中で完成した時の喜びはひとしおでした( ノД`)シクシク…
当初、某食品関係の社長様に壱岐牛を使用した加工食品を開発していきたいと相談をしていてそんな中、某大手レストランチェーンの総料理長をご紹介していただきました。そのシェフの経歴はザックリ言うと料理業界または大手レストランチェーンをけん引してきたと言わんばかりの有名シェフでオーラが凄かったです。お会いして色んな事を聞いてる中で一番驚いた事は、「ソテーオニオン」という調理方法を生みだし世に知らせていったのがこのシェフだった事です。料理にたいしてひたすら人生をかけてきたストーリーを聞いて、迷うことなくシェフに打診!!その相談内容を聞いたシェフは快く引き受けて下さいました。シェフとの出会いがなければ、この壱岐牛生ハンバーグが生まれていなかったのです。
それから、シェフに何度もレシピを考案していただいて、自分とシェフ二人三脚で何度も何度も試作品を作っていき、やっとの思いで壱岐牛生ハンバーグのレシピが完成!!そして、このレシピをもとに製造委託先の厳選が始まります。福岡県には沢山の製造工場が存在しますが、製造ロット数・製造工程などの条件もあって沢山の企業を訪問しました。探している中で、牛肉研究所としての製造工程のこだわりは「手ごね感」。この一択です。なぜかと言うと、どうしても大量生産となると機械でこねる企業がほとんどで、その機械でこねる製造方法が嫌でどうしても妥協できなかったのです。そんな中、手ごねで成型できる工場を探しまわってて、唯一可能な工場が見つかり、それが「日本食品株式会社」様。福岡県を代表する大手食品メーカーになります。ようやく見つかって意気揚々と商談に入りますが、委託先が大手なだけにやはり一筋縄ではいかなく製造ロット数の問題など沢山の商談回数をおこなってきました。そして色んな条件のもとにシェフはじめ様々な関係者の方々と話し合い、お陰様でようやく製造できるまでに…..シェフ、日本食品の方々、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「どこで誰と出会うかで運命は変わる」そう実感したハンバーグストーリーでした。